Season 6:3年寝太郎ビザを待つ編
アンナ隊員をハワイに残し、日本で1人ビザを待ち続けるやまなんの物語 Q155_集荷_001

国際郵便での海外引越しで覚えておきたい11のこと

【1.運送会社の選定について】
海外引越には海運会社やヤマト運輸もあるのですが、僕の場合は規定の大きさのダンボールに収められるサイズと重さだったので、ハワイに関しては国際郵便の船便が一番安かったです。2~3ヶ月かかっても構わない荷物であれば船便がおススメです。
【日本郵便:国際小包】https://www.post.japanpost.jp/int/service/i_parcel.html
(もちろん、大きな荷物を送る時にはサイズによってEMSやFedEX、海運会社等を検討する必要があります。)


【2.輸送費用の目安について】
本が沢山入った重い箱もあれば、ぬいぐるみだらけで軽い箱もあったのですが、船便の場合はおおざっぱに1箱10kg1万円と考えました。海外引越用の厚いダンボール箱にも1箱600円くらいかかっています。
【日本郵便:国際郵便料金表】https://www.post.japanpost.jp/int/download/charges.pdf

【3.ラベルの記載方法について】
内容品一覧を書くのが一番面倒な作業です。正確に書こうとすると悩んでしまうので、間違っていなければ良いぐらいの気持ちに切り替えました。また、1回に送る合計の内容物の価値が20万円までは非課税となります。中古品は新品同様の価格を記載する必要はなく市場価格です。新品の物は可能な限り開封して商品価値を下げました。(例えばLEGOは外箱を廃棄して中身だけ箱に詰め、1キロあたり1,000円換算で申告し、中古のCDやDVDは1枚100円で申告しました。)
【日本郵便:小包ラベルの記入方法】https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/parcel.html


【4.引越用であることを明記しよう】
引越用の荷物は非課税と判断してくれる事が多いらしいとも聞きましたので、差出人と受取人の名前を両方とも自分の名前にしておき、引越用であること(for moving)、個人用であること(personal use)を明記しておきました。

【5.小包ラベルの宛名は郵便局に印字してもらえる】
とりあえず20枚のラベルを用意したのですが、郵便局にお願いすると差出人や受取人を印字してくれます。英字で長い住所を間違いなく、差出人にも受取人にも書くのは大変ですので印字サービスをお願いしました。(WebからのサービスだとEMSのラベル限定のようですので郵便局の窓口に尋ねてみてください)

【6.荷物の選定には趣味が反映される】
現地で購入できる物はなるべく現地で購入します。スター・ウォーズのコレクションも実家に預けました。じゃあ僕は一体何を14箱も選定したのかというと…LEGOブロックだけで6箱、アンナ隊員のぬいぐるみだけで4箱ありました…あとは調理器具や工作道具等、現地でも購入できるけども自分の使い慣れた道具で再度購入するよりは節約になると判断したものです。(工作道具としては現地では購入できない塗料なども持って行きたかったのですが、危険物にあたるので泣く泣く廃棄しました…)

【7.海外引越用の厚いダンボール箱】
北米方面のB規格に対応していたのでこれを買いました。
アースダンボール 段ボール箱 国内産 宅配140サイズ 海外引越用 5枚 内寸501×371×320 0178
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【8.海外引越用のダンボールでも安心するな】
国際便なので手荒に扱われるであろうことは大前提でいた方が良いのですが、船便の場合どうしたらこんな壊れ方するのかというくらいズタボロ状態で届く事があります。僕の場合も3箱くらいはダンボールが破けていて、USPS側で補修をしてくれた旨のメモが入っていましたが、道具が一つ紛失していました。(数百円の道具だし、保険もかけてなかったので、何をするでもないですが。) アンナ隊員からのお勧めは、ダンボール箱全体をダクトテープでぐるぐる巻きにすることだそうです。100円ショップに売っているテープは粘着力が弱いのでお勧めしません。
3M 強力多用途補修テープ ダクトシールテープ 48mm幅×54m DUCT-54
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【9.梱包資材に意外にお金がかかる】
引越しには付いて回る課題なのですが、海外引越となるとなおさらです。エアキャップ(プチプチ)も必要になります。後日のアンナ隊員日記でも触れるのですが、手持ちのクレジットカードのポイントがAmazonギフト券に交換できる場合もあるので検討してみてください。(セゾンの永久不滅ポイントはAmazonギフト券に交換出来ました。)
緩衝材 プチプチ 川上産業 d37 小巻 幅400mm×全長20m ナチュラル(半透明)
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【10.郵便局には無料の集荷を頼める】
Webからも電話からも集荷が頼めます。海外引越の場合、自分の細かい事情がWebに書いてあるルールに当てはまるのかよく分からない場合が多いですので、電話でお願いするのが早いかもしれません。最寄りの「配達をする郵便局」の集荷サービスに電話するのも良いでしょう。
【日本郵便:集荷サービス】 https://mgr.post.japanpost.jp/C20P02Action.do

【11.おトクな割引サービスを見逃すな】
国際小包は1回の差し出しが10個以上で10%引き、50個以上で20%引きになります。
【日本郵便:国際小包の割引】https://www.post.japanpost.jp/int/service/discount/index.html#waribiki_02

また、印刷物に関する割引サービスも設定されています。
【日本郵便:印刷物(雑誌・本)】https://www.post.japanpost.jp/int/service/printed_matter.html

ただしこれらの割引サービスは、自分から申し出ないと郵便局側に気づいてもらえないこともありますから「この割引サービスを利用したい」旨を伝えるようにしましょう。(僕の場合も、10個以上での割引をこちらが確認するまで気づいていませんでした。印刷物しか入っていない箱もあったのですが、僕も割引サービスを知りませんでしたし、郵便局側もこちらから伝えなければ中身を知りようがないのでこれは適用されませんでした。)

【最後に】
いかがでしたか?実にニッチで用途の限られる情報でしたね!